2010年3月30日火曜日

Re: 目的と手段の一致(仕事と人生) ~てるみさんから~

大裕さんへ




まずはみほちゃんありがとう!

(中略)
″どんな人生を送るためにどんな仕事をするのか。大事なのは目的と手段を一致させることなのではないだろうか″



 どうだろう。私にはまだ、この言葉を自信を持って言える自信がありません。人生の夢や目標を果たす方法は、やっぱり「仕事」なのですか?それとも大裕さんの言う仕事とは、私が描いているjobとは少し違うのかな。



 先日俳優の哀川翔さんにインタビューする機会がありました。彼の話を聞いていると、自分の望んでいる手段(仕事)とは違った選択をしても、人生を輝いて生きている人はいるのだと感じます。彼は仕事に対して、「求められている道を行け」と言います。自分のやりたいことと、人から求められていることは必ずしも一致しない。そんな時は自分を欲してくれる場に行くのが一番だと。例え一番に望んだ環境でなくても、精一杯自分の力を注ぐ努力をすれば、そこで最高の達成感と喜びが得られる。そんな話をしてくれました。人生の喜びと、仕事から得られる喜びが重ならない人もいる。手段が目的と一致しなくても、仕事だからと割り切る人がいる。「仕事の目的は夢や自己実現では無い」と言い切る人にも出会いました。それは悲しいことなのですか?もしも私がそんな風になったら、大裕さんはがっかりするかな?



 哀川さんの話を聞いた時、それは何かを諦めたり妥協することになるんじゃないかって、納得できないようにも感じました。「現実」や「仕事」という言葉を発する表情も、どこかポジティブではない雰囲気だった。でも大裕さんの言葉を聞いても少し不安になる。目的と手段が一致出来なかった時、大裕さんに同情されるなんて絶対にごめんです。



 自分にとって何が幸せなのか、まだよくわからないけれど、でも自分がやりたいと思っていることを、周りも私に求めてくれる人になりたい。大裕さんのメッセージや、出会った人たちの話を聞いて余計にそう思うようになりました。



                          てるみ

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