2011年1月22日土曜日

先生という仕事


自由の女神から見た虹


先生という仕事


世間では、先生の仕事は教えることだという

でも、おそらくそれは間違っている

人は人のために何ができるのか

教えることなんてできやしない

教員だった私が、年月をかけ

子どもたち、一人の先生、そしてその娘さんから学んだこと

それは愛することだった

子ども一人ひとりの無限の可能性を信じ

妥協せずに愛すること



あとがき

書きながら、過去に小関先生から頂いた一通のメールを思い出した。

去年2月、このブログ上で精力的に自分の教員時代の回想をまとめていた時のこと。

小関先生から、「今だったらあの子たちともっと違った係りができただろう」 という内容のメールを頂いた。

僕が、「愛してやれなかったのだ、と反省ばかりです。」 と応えたところ、こんな返信があった。


「愛してやる」 のではなくて、ただ、「愛する」 だな。


この、ちょっとした言葉の違いには天と地の差があった。

一年経った今、自分はようやくそれに気付いた。

7 件のコメント:

  1. 納得。今週最初の授業で、「先生ってどんな人」という質問をみんなに投げかけてみた。いろんな答えがあったけど、話の流れで、 どこまで自分をひらいて、どこまでいろんなことや人を受け入れていけるのかってことが重要なんじゃないかっていうところに行き着いた。それにはやっぱり愛かなー。

    返信削除
  2. そのとおり!!!

    返信削除
  3. 「子ども一人ひとりの無限の可能性を信じ
    妥協せずに愛すること」
    この言葉を心に刻み、日々過ごしていこう。

    今の自分ならばできる気がする。
    そう思えるのは小関先生に出会い、
    同じ職場で、先生の思いを実践している同僚を
    毎日、目の前で見ているから。

    遠く離れた地で教育を真剣に考えている
    大裕先生の言葉が力となります。
    感謝いたします。

    返信削除
  4. 里枝さん、
     コメント、とても嬉しかったです。
    同じ恩師を持つ人間として、里枝さんの奮闘や視点をとても近く感じます。日本そしてアメリカと、物理的な距離はありますが、小関先生の教えを自分のものにしようと励んでいるのは同じです。里枝さんが返してくれる言葉が、また僕の力となるのです。

     少し時間があいてしまいましたが、また書いてみようと思います。ありがとうございます。

     もうすぐ卒業のシーズンですね。ユメは元気でやっていますか?

                       大裕

    返信削除
  5. 昨日は公立前期の発表
    1,2年は定期テストを終えたところです。

    ユメ、元気です。
    たいていのことは受け止めつつ
    より良い方向に導くことができるように
    心離れることなく
    来年度も共に過ごして
    卒業を迎えたいと思っています。

    ユメは動物、小さい子を大切に思う
    心優しき少年です。
    発想力、感性も豊かです。
    そんな力を発揮できるように
    見守っていきます。 里枝

    返信削除
  6. ユメ元気です。
    給食の時間、遅れて教室に入ると、
    「先生、大丈夫?早く食べなよ。」
    とユメの優しい一言。
    友だちとも仲良く過ごしてます。里枝

    返信削除