一昨日、35歳になる高根台時代の教え子の結婚式に出席してきた。
プロフィールの紹介の中で、自分の宝物を
「小関先生が自前で作ってくれた、銀メダル」 と紹介してくれた。
当時、どんなに小さな大会でも入賞すれば、
一人一人にメダルや盾を作って渡していたことを思い出した。
15万程度の給料からよくやっていたと思うが、
たった数千円のメダルを握りしめて、
人生を戦っている生徒がいた。
価値はあったと実感できた。
「隆一、立派になったな!」 私の一言で、花婿が泣き崩れた (^_^;)
教師冥利に尽きる…。
自分がわたしたはずの銀メダルが、
金メダルになって返ってきた。
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あとがき
小関先生は、「人」 という言葉が良く似合う。
先生の言葉には、不思議なくらい、人の温もりと、表情が詰まっている。
小関先生が、自分の恩師、奥村先生を語る時、言っていたことを思い出した。
あんなに子どもの匂いがする校長は、そうはいない。
このような教育者たちを目の前にすると良くわかる。
現代の教育政策が、いかにからっぽか…。
お偉いさん達が、一生懸命教育を語っている。
みな正しいが、 どれも間違っている。
そこにないのは、人の温もり、子どもの表情。
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