先日、38歳の誕生日を迎えた。
おかげさまで、年を重ねるごとに人生は良くなる一方だ。
38で学生というのは気にならないわけではない。
でも、遠回りばかりしてきたこの人生、本当は遠回りではなかったこともわかっている。
今の自分に満足はしていないが、成りつつある自分に手ごたえを感じているし、未完成な自分を満喫している。
先日、小関先生と数週間ぶりに電話で話した。
「僕も先生と初めてお会いした時の先生の年齢になってしまいました。」
そうか、と小関先生は笑って言った。
「嫌な感覚だよな。奥村先生なんか46で校長になったんだからな。」
ああ、小関先生も一緒なんだと、僕は思った。
あの時の先生の年になったからこそわかる先生の凄さがある。
もし今自分が教員であったなら、あの時の先生のような強い人間関係を生徒たちとつくれているだろうか?
匹敵する指導力を身につけているだろうか?
到底かなわないと思える存在でいつづけてくれる先生がいるというのは、本当にありがたいことだ。
もっと頑張らなければ…。
今日もそう思える自分がいる。
生徒たちにとって、自分もそんな存在でありたいと心から願う。
今日もそう思える自分がいる。
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