子育てをしながら、自分の教員時代を振り返ることがよくある。
つい先日も考えていた。
子どもの躾について。
これはやってよし、これはやっちゃダメ。そんなルールばかり教えていたら、子どもばかりか自分までをも無機質な規則の塀に閉じ込めてしまう。
教員時代、最初のうちはずっとそれがわからなかった。ルールを決めることによって子どもたちを管理し、満足していた自分がいた。
伝えるのは人と信念。ルールじゃない。
お父さんはこんな人、お母さんはあんな人。こうしたら怒るし、ああしたら喜ぶ。
そんな不動の親の在り方が、子どもたちに安心感を与える。
子どもたちは自然に、そして自由に、ものの良し悪しというものを学んでいくのだ。
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