昨日、バンクーバーから帰って来た。先週火曜日からの6日間、前回 紹介したプロジェクト、Edu4における良きパートナーであるAndrewと、何百人の学者たちの前でプレゼンをしたことだろう。
出発前、僕らの中にあったのは綿密なプランではなく、「二つの学会に行って、できるだけ多くの学者達にEdu4を広めたい」 という情熱と想像に過ぎなかった。最初に訪れたAAACSという教育学会でのプレゼンは決まっていたが、それ以外はほぼノープランで、Edu4に既にサインしてくれている学者達と連絡を取り、会える人に会おうというだけだった。先々週にもう一つのシンポジウムを、その取りまとめ役として終えたばかりの自分にとっては、仕方のないことだった。
帰って来た今、言葉にし難い、不思議な感覚が自分の中にある。それに向けて一生懸命練習してきた大会で優勝したような感覚だ。想い描いていた未来が現実となった、ふわふわとした感覚だ。
でも、それは、情熱を頼りに想像を行動に移した結果に過ぎず、この現実が信じられないということとは違う。これは、既に頭の中にあった未来という時の筋道を一つ一つの行動で 「今」 として綴っていった結果であり、デジャブーといった方が近い。
「ここに来たことがある…。」 そんな感覚だ。
既に次の勝負は始まっている。何回かに分けて、少しずつ綴っていきたいと思う。
(続く…)
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大裕
返信削除Econ4からインスピレーションを受けて、Edu4、すごいね!
しかも、発想と思想が素晴らしいのはもちろんのこと(根っからの現場主義の)私はやっぱり、大裕の行動力に感動しちゃう。たくさんの教育学者の名前を集めた後に何を形にしていくか。私にも、もし日本からできることがあれば連なって、協力したいです。
別ブログにあったこのページ(http://socialimagination.wikischolars.columbia.edu/Edu4)よりも、もっと具体的にEdu4が提案する内容がわかるものがあれば、ぜひ読みたいのでリンクお知らせくださーい。
愛