2009年11月4日水曜日

私の夢② ~穴澤智美さんから~

大学時代の仲間、先生たちと

鈴木大裕先生


夢、夢、夢夢夢♪

僕の夢、野球選手(選手)

カキーンやったぜホームラン

・・・・

夢を考えていると、小学校の時にクラスで"夢"をテーマに作った

歌を思い出した

当時の夢は「24時間テレビの司会をやるようなアナウンサー

になること」

でも小学生ながらに、今のアナウンサーはルックス重視だと悟り

諦めたことをよく覚えている



今の夢は、「おばあちゃんになった時に"いい人生だった"

と笑顔で語ること」

つまり、後悔しない人生を送ること



自分の20年あまりの人生を振り返り、自分にできること、

したいことを自問自答した時に自然と行き着いたのが

「せんせい」



小関先生に出会い、平凡に過ぎるはずだった人生が変わった

毎日が刺激的で、たくさんの感動や魔法の言葉と出会った

人を心から信じること、自分の無限の可能性を本気で信じる

ことを教えていただいた



ずっと「せんせい」という仕事は、自分には到底務まらないもの

だと思っていた



小関先生は私にとって神の領域だったのかもしれない

しかし、先生も実は同じ人間なのだとわかるようになった

色んな先生がいることも知った

根底にある「思い」さえあれば、その人らしく生徒と向き合って

いけばいいのだ



母がこんなことを言った

「学校中の先生が、全員小関先生みたいな熱血先生だらけ

だったら、きっと報われない子がいるはずだよ。

色んな先生がいて、個性溢れる子供たちが報われるんだよ

だからあなたは、あなたにしかなれない先生になればいい」



迷いながらも、毎日を必死に生きている子供たちと一緒に

考え、彼らの可能性を信じ、私自身も可能性に挑戦し続けたい



いつ咲くか、どんな花なのかわからない

みんなが咲かせようとする花の根や肥料になれたらいいなと思う



口下手せんせい頑張ります


教育実習をさせてもらった学級


「先生との出会いは一期一会だと思っているよ」

実習中に出会った、タボタボの制服のズボンをベルトで胸まで

絞り上げた男子生徒に言われた一言



同じように大裕先生にもこの言葉を贈りたい

大裕先生との出会いは一期一会だと思っています



改めて夢について考えた時、心も体も本当にポカポカに

なりました

頬も赤くなって・・熱でもあるのかな?



本当に有難うございました!





原稿用紙半分という約束は守れずに失礼致しました!

直観で書きました。



穴澤智美

6 件のコメント:

  1. 穴澤さん、
     呼びかけに応えてくれてありがとう。
    穴澤さんが小関先生に教わったのは中学一年生の時だけだったと知り、びっくりしました。同期で小関先生と疎遠になってしまった子も少なくないと思います。それなのにここまで関係が続いてるってことが、当時の穴澤さんにとってインパクトの大きさを物語っているように思います。

     同時に、穴澤さん自身にも、小関先生の教えを心で受け止める地盤があったのだろうなとも思います。たった一年の関係を出会いと信じ、先生に付いてきたことが穴澤さんの人生をより豊かなものにしたのではないかなと感じます。

     
    「あなたは、あなたにしかなれない先生になればいい」

    というお母さんの言葉、とても好きです。穴澤さんがどんな花を咲かせるのか、きっと小関先生も楽しみにしていることでしょう。

             大裕

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  2. 大裕先生
     コメントやメールの返信など、いつもありがとうございます!
    何かに集中したり、人の話を他のことを一切考えずに聞き入る時に見る景色があります。
    周りの景色が全てぼやけて、その一点・人に真っ直ぐ向き合えるとき。
    そんな景色を、小関先生の話を聞く時、剣道に集中しきれた時に見ることができました。
    あの景色、空気、自分自身の気持ちが好きです。

    普通だったら、人の目をじっと見つめて話を聞き続けることは少し照れ臭いものですが、すべてを吸収したいと素直に感じているときは、何の抵抗もなく見つめていられるものなのかもしれませんね。

    こんなことを書いていると、マラソンのQちゃんこと高橋尚子さんを思い出します。
    彼女の小出監督との関係、生き様にたくさんの影響を受けました。
    今マラソンをしているのも、Qちゃんが大好きで尊敬し、いつかは私も走りたいと思っていたからです。

    大裕先生も良かったら読んでみてください!
    『君ならできる』小出義雄

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  3. 穴澤さん&その他の読者の皆様、

     このメッセージが寝る前のあなたに届きますように。

     穴澤さんが僕のメッセージに共感してくれる理由が分かるような気がする。僕もマラソンのQちゃんが大好きだし、彼女の育ての親である小出監督の指導者としての在り方にとても感銘を受けたから。小出監督がおっしゃっていることは、小関先生のもとで教わっていた者にとっては非常にしっくりくるものがある。

     良い機会なので、少し紹介してみたい。

    ・選手の力を決めつけず、とことん信じること
    ・勝負の世界においてよく勘違いされる「自主性」
    ・指導者として、自分の全ての行動に意味を持たせること
    ・選手の特性を見抜き、コミュニケーションによって選手 の感情や精神状態をコントロールすること
    ・マラソンを通して人生を教えること
    ・選手に夢を持たせること…
     

     僕のQuote Book にもいくつか小出監督のおっしゃった言葉を書き留めてある。一つ紹介しよう。

     「子どもに限らず、人間なら誰でも、自分なりの夢を持てば、それを実現しようとして努力するものなのだ。その夢に懸ける思いが強ければ強いほど、頑張ろうという意欲もまた強くなる。
     夢を持つことが大事なのだ。夢があれば強くなれる。」
        小出義雄 『君ならできる』p. 118 幻冬舎 


     多くの指導者に読んでもらいたい本だ。もう一冊、選手の観点から見た世界として、Qちゃん自身が書いたものもある。Qちゃんらしい、とても素直でストレートな文章が印象的だ。ここからも一つ言葉を紹介しよう。


     オリンピックを闘った人たちは、確かに誰もが輝いていたと思う。しかし、大切なことは持続して輝くことだと思う。

     これからも輝き続けるためには、前を向いて走り続けなければならない。

     たぶん、私は明日も走っているだろう。

        高橋尚子 『風になった日』 p. 227 幻冬舎


     何がなんでも叶えたいという夢を持ち、その実現に向かって走り続ける - 今、日本の大人たちにもっとも求められていることなのではないだろうか。

              大裕

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  4. 穴澤さん、はじめまして。


    夢について考えたとき、心も体もポカポカになる感じ私も分かります☆
    それで、私は今ちょうど穴澤さんと同じくらいの年齢の若者たちと一緒に勉強していて、彼女たちの姿を見て、将来を想像してワクワクするんですけど、若さって宝物だから、だから、どんどんたくさんのことに挑戦してほしいなって思います。
    あ、私もまだまだ挑戦中ですけど(笑)

    「せんせい」って、学校で勉強を教える人=教師だけが「せんせい」じゃないんだって、私は社会に出てから気がつきました。残念ながら私は学生時代に良くも悪くもそれほど記憶に残る先生に出会わず、でも、いざ大人になって社会に出たら素敵な大人がたくさんいました。
    なんでこういう大人が学校にいなかったのか?と疑問に思い、素敵な大人を人生の「せんせい」にして、私は人生を楽しむことを学んでいるところです。

    夢を語った者同士、お互い頑張りましょうね。





    大裕さん

     「何がなんでも叶えたいという夢を持ち、
     その実現に向 かって走り続ける 
      - 今、日本の大人たちにもっとも 
       求められていることなのではないだろうか。」

    →同感です!!私は最近読んだ茂木健一郎さん編集のプロフェッショナル仕事の流儀の本の中から素敵な言葉を見つけました。

      愛があるということは、脳が無意識の中で
     「まだ先があるぞ」と思っているということ。
      生き物にとって愛は、「続く」ということであり、
     「何かが生まれる対象」
      愛する対象は、続く対象

      愛することと、継続すること。
      この二つの原理を押さえていれば、
      人生はおそらく大丈夫

      茂木健一郎&NHK「プロフェッショナル」作成班(編)
      プロフェッショナル仕事の流儀
      きのうの自分をこえてゆけ P98

    理想や憧れは愛と同義語なんじゃないかなと思います。


    MK

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  5. MKさん、
     
    「先生」の話、よく分かります。学校の教員にとって最大の課題、それは目の前の生徒の「先生」になることではないのかと思います。

    自分自身、生徒の心に足跡を残すことを目標に教員の仕事に取り組んできました。今は、はたして何人の先生になれたのだろうと自問する日々です。(まだ続いているプロジェクトだと思っていますが…。)

     穴澤さん、小関先生からずっと言われていたことがあります。

     「記憶に残る先生になれ」

    道は非常に険しいですが、お互いに頑張りましょう。

            大裕

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  6. 大裕先生
    高橋尚子の『風になった日』を読んでみます!

    「おまえは世界一になれるよ!」
    小出監督が高橋尚子に毎日言い続けた言葉。
    普通だったら本気にしない言葉も、信頼関係や思い、タイミングにより、時にそれは「魔法の言葉」になる。

    誰かの人生に足跡を残すことができなくても、私の人生には確実な一歩になっている気がする。
    私が穴澤智美を真剣に楽しんで生きて、その誰かに飾らない自分で向き合うことが大切なのかな。

    まだ確信はありませんが(^^)


    MKさん
    コメントありがとうございます!
    とても嬉しくて、ニヤニヤしてしましました。
    新しいことに挑戦することって楽しいですよね。
    このブログに訪れると、世界中を旅してみたくなります!
    旅が好きで、大学中に時間を見つてけては国内旅行をしています。
    実際にその地に行き、目で見て、肌で感じたい。
    現地の人とお話をしたり、まだ知らないことを沢山知って、視野を広げたい。
    最後はどこに行こうか検討中です★

    「理想や憧れは愛と同義語なんじゃないか」
    心にしっくりきました。
    いつもいつも理想や憧ればかり持っています。
    それが強すぎて、自分で自分を苦しくしたりしますが・・笑

    その背景には「愛」がある。
    ちゃんとしたことは言えないのですが、納得です。
    本も読んでみますね!


       穴澤智美

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