大裕、
3/20(日)16:00。風がおだやかでいい天気です。もう春です。
新浦安の自宅から現状のご報告です。
新浦安地区は断水が続いております。
復旧の目処はたっていません。
電気とガスは使えます。
道路は波打ち、フェンスは倒れ、信号は傾いています。
街中でホコリがたち、泥で学校の校庭も道路も埋め尽くされています。
液状化現象です。
救急車のサイレンが鳴り響いています。
幸い新浦安地区の建物は問題ありません。
建物の倒壊や窓ガラスが割れる等の情報は聞いておりません。
生活ですが、
お風呂は入れませんし、洗顔や歯磨きもできません。手も洗えません。
物がなくて、食事も一日一食から二食、ちゃんとしたあったかい食事は食べられません。
私ひとりですので、給水や食料、食事(炊き出しへの参加)は最小限にして、
多くの人に物が行き渡るようにと思っています。
給水には多くの人が並び、1時間以上、待ちます。
近所の中学校のプールへ水をくみにいって、お風呂にためて、
下水に使っています。水汲みは何往復もします。
お年寄りには辛い作業です。。。
外には、不安そうな子供達やお年寄りがたくさんいます。。。
実家が兵庫県ですので、大地震は2回目になります。
阪神淡路大震災のとき、私は19歳になったばかりでした。
炎に消えてゆく神戸長田の町をみて、涙が止まらなかったことを思い出します。
会社に職場近くの六本木のホテルをとってもらい、六本木のホテルと新浦安を
往復する毎日です。
気持ちは明るく元気にしています。
ちょっと疲れていて、頭痛がしますが、
大丈夫です。ご心配要りません。
ただ、今日をどう過ごすか、私だけでなく、多くの方が精一杯です。
これから、スコップで泥をどけるお手伝いをします。
この地震にあわれたすべて方の心の回復を切に祈っています。
松原 由和
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