大裕さん&大裕さんのブログをご覧のみなさん へ
みなさま、こんにちは。大学2年の寺澤と申します。
なぜ今回、私が、このような形でみなさんと繋がることができたのか・・・
それはもちろん、このブログの主であり、
毎回とっても素敵なメッセージを私たちに届けてくださる
大裕さんから、10日程前にいただいたメールがきっかけでした。
大裕さんのブログには、大裕さんの奥さまの知り合いの方の
ブログから昨年、たどり着きました。
そして、しばらくして、「夢」についての投稿を募集されていたので
勇気をだしてメールしてみたところ、大裕さんが紹介してくださり、
それから、いろいろと素敵な時間をシェアさせていただいています。
(私が以前投稿した時の記事はこちら↓
http://daiyusuzuki.blogspot.com/2009/11/blog-post_1216.html)
実は、今月9日に都内で開催された分かち合いたいことの集いに、
私も参加させていただく予定でした。
しかし、(私事で恐縮なのですが) 今年、成人を迎えた私は
地元の成人式典の準備のために、参加できなくなっていました。
そしてその後、大裕さんから、小林さんの新年のあいさつに
つづいて、「成人一年生として何か一言、どう?」と声をかけて
いただいていました。
声をかけていただいたこともとても嬉しくて、そしてちょうど、
ひとりでも多くの方と共有したいなぁ、と思っていた私のここ
最近のいくつかの出来事があったので、
今日は少し長くなってしまうかもしれませんが、
この場をお借りして紹介させていただきたいと思います。
少し時間を巻き戻して、まずは年の初めの出来事から。
ところでみなさん、年賀状、書きましたか?
私は、便利なメールも好きですが、一人ひとりの顔と
その人との1年の思い出を、目をつぶって回想しながら
いろんなことを考える時間がとっても楽しくて、郵便で届ける
年賀状が大好きです。
新年早々に、しばらく会えなかった知り合いからも素敵な声を
届けてもらえる年賀状ですが、今年はその中に、私にとって
特別な一枚がありました。
それは、高校の時の担任の先生からの一通でした。
暑中お見舞いをもらっていた私は返信が書けずに、また、
そのタイミングを失っていたので、今年は真っ先に必ず
先生に送ると決めていました。
先生が私のことをどれだけ覚えていてくれているかは分から
ないけれど、 私にとっては とーーーーーーーーーーーーーっても、
大切な存在です。
あの時の先生のあの言葉がなかったら、 今の私はこんなに
幸せを感じることはできなかったのではないかなぁ
と、いつもいつも思っています。
そんな大好きな先生からの年賀状に書いてあったメッセージ...
***************
相変わらず
“今”を一生懸命に生きていますね
やはり あなたには
「勇気」と「やる気」が 備わっています。
これからもその調子で
自分の夢に向かって頑張ってください。
*****************
言葉だけみると、なんてことない文章ですが、
ある意味、友達よりも濃い時間を共有していた
先生との日々を思い出すと、とても感慨深いです。
恩師と呼べる人の言葉にはいつも、 心のわだかまりが
「すっ」と消えてなくなるようなとても不思議な力があります。
高校生の頃、ずばぬけて得意なことがあるわけでもなく、
進路適性テストみたいなものでも、いつだって、
どれも平均の少し上をうろちょろしているような私は、
この先、一体自分に何ができるのか、途方に暮れていました。
そんな時、先生は、わたしの診断結果を覗き込みながら
「てらちゃんは、きっと 何をやっても、成功するんだね。」
「だから、どちらに、 どんなふうに転んでも、あなたなら大丈夫。」
そう言って励ましてくれました。
あの時この言葉が、どれだけ今の私を支えてくれていることか。
友達には相談できない身内の話を、真剣に、親身になって
聞いてくれて、時には一緒に泣いてくれたこともありました。
今でもまだ、思い出すと目頭が熱くなってしまいます。
そして、年賀状の喜びが冷めやらぬまま、先日1月11日、
私は成人式を迎えました。実はこの日は、私の誕生日でした。
式典当日が自分の誕生日と一緒だということを知った時は、
運命のようなものを感じて、当日は絶対に、式典の主催者側の
一員となって、一人でも多くの人が、喜びと感謝の気持ちを
みんなで分かち合える空間を作り上げよう、と決心しました。
当日、あっという間に過ぎていった本番、
どれだけの人の心に届いたかはわかりませんが、
式典での新成人代表の挨拶の中で、今ある思いを
伝え共有することができ、とても幸せでした。
式典後の同窓会などでも、たくさんの友人にお祝いの言葉と
「すごく良かったよ」「お疲れ」「ありがとう」の言葉を何度も
かけてもらいました。
そこで私は、感謝の言葉が持つ、人と人を分かち合わせて
くれる魔法のような引力に、改めて感動していました。
そして、同窓会に集まった約150人の中学校の同級生に
歌ってもらった「Happy Birthday♪」はこれまでもこれからも、
最高の誕生日プレゼントであり、一番の宝物だと思います。
最後に、二十歳、そして成人という、人生の大きな節目の年を
迎えた私ですが、正直なところ、まだまだ大人というものが
どんな姿であるべきなのか、そして、どうすれば大人になれる
のかまったくわかりません。
ただ一つ、今考えていることは
『自分が変われば、世界を変えることができるということを
信じ続けてみよう』 ということです。
わたしが今、学校で環境問題について学んでいるからかも
しれませんが、自分にできることが、どんなにささいなことで
あったとしても、その方法が今ある世界や地球にとって正しい
のならば、恥じることもないし、大きなことができないからといって、
落ち込むこともないのだと確信することができました。
とても幸福なことに、私の身の回りには家族や先生、ブログを
通して出会った方々も含める本当にたくさんの出会いの中に
「あぁ、私もこんな人になりたいなぁ」と思える方々がたくさんいます。
年齢や性別に関係なく、そんな素敵な方たちとの出会いから
学んだこと、それは、私なりにですが、“感謝の気持ちを忘れずに
いること”だと思いました。
誰か何かに感謝をしている時、それはとても幸せな気持ちで
いる時です。そして、誰か何かに感謝したいと思う時、それは
誰か何かのために、なんの疑いもなく頑張れる時だと思うのです。
きっと、このブログを読んでいらっしゃる皆さんは、
ほとんどの方が私よりも人生の先輩だと思うのですが、
みなさんは、ご自身が二十歳を迎えられたとき、どのような
気持ちでいましたか。
もしくは、これから成人を迎えられる方もいるかもしれません。
これからを、どんな思いでいるのでしょうか。
よかったら、みなさんの当時の思い、
そして、今ある思いも共有させて頂けたら嬉しいです。
長くなってしまいました・・・
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
残すところ、350日となった2010年も、皆様にとって
至福の1年でありますように。
2010.1.15 てらさわ みほ
同じ中学校を卒業した式典実行委員のメンバーです。
ピンクの着物が私です。