皆さま、
NYコロンビアの鈴木大裕です。
今後の展開を見据えて考えていることがありますので、この場でシェアさせて下さい。
我々が世界全土、様々な形で行っている日本支援活動は、地震と津波だけでなく原発の損壊による放射能漏れの影響も考えると、長期戦になることが予測されます。となると、我々の活動をいかにsustainableなものにするかが一つの大きな課題となるかと思います。
メールでのやり取り、もしくはネットやメディアによる情報を見ていますと、私がいるコロンビアを含め、現在は日本人が主導となって活動を行っていることがうかがえます。それは至って自然で、望ましいことなのだと思います。しかし、今後はいかに日本人以外の人々をdonorとしてだけではなく、participantとして巻き込んでいくかが大事になると思うのです。このような活動に自分自身が係わって初めて味わうsense of agencyや高まるconsciousnessがあるかと思います。もし、日本復興に何年、何十年とかかるのであれば、今この時期にいかに多くの、幅広い人々に問題意識を共有してもらえるかがキーとなるでしょう。ドナーをする側、される側といったラインを引いた関係から、「これは私たちみんなの問題」と思えるような、ラインのない関係を築いていくことがsustainableな支援活動に繋がることでしょう。“They”から“We”への転換を視野に入れ、日本人以外のボランティアを幅広く巻き込んだ活動していけたら素晴らしいと思います。
鈴木 大裕
13日、すぐに行動を起こし
返信削除さらに活動を広げ
人々をつなぐ
大裕先生のエネルギーを
感じます。
原子力発電所では
命をかけて皆のために
作業してくれている
たくさんの人々がいます。
自分の身を犠牲にして
多くの人の命を守ろうと
懸命に仕事をしてくれています。
本校では募金活動が始まりました。
しかし、多くの生徒は
日々の生活にほぼ変化はなく、
勉強、部活がない時間の過ごし方も
緊張感や現状への感謝の思いも
十分とは言い難いと感じます。
日本に住んでいてもdonorの域です。
私も含めここから抜け出すことが必要であると
読んでいて改めて感じました。
何かを伝えなくてはいけない。
今しかできないことを
伝えなくてはと思います。
未来を担う子ども達の
心が育つように
自分の場で出来ることを
精一杯していきたいと思います。
多くの人々がつながり、
活動の参加者が増え、
持続的な支援活動となることを
心から願っています。
里枝