2011年3月25日金曜日

生きること 6 ~ 福島からのメッセージ

3月12日、いても立ってもいられなくなって始めた 『世界から日本の人々へ1000のメッセージ』。地震後、僕らのもとに届き始めた世界の友人たちからの励ましのメッセージを、ティーチャーズカレッジの同志で運営している教育ブログに載せたのが始まりだった。

現在、Facebookに書きこまれたメッセージは既に1000に迫ろうとしていて、ブログへのアップロードが追い付かない状況だ。少なくとも49カ国、5大陸の国々からメッセージが届き、それを少なくとも47名のボランティアとTCの仲間が日本語への翻訳、そして各サイトの運営をしてくれている。

このプロジェクトは、長期的なビジョンのもとに運営されている。世界からの声が被災地で最も苦しんでいる人々にずっと先のこと。日本がしっかりと復興の道を歩み始めた時、くじけそうになった時、背中を後押ししてくれるようにとの想いを込めて、皆が一つになって頑張ってくれている。

そして、いつか、世界から日本へという矢印が、日本から世界へと変わっていけばと願っている。



先日、被災地から初めてのメッセージが届いた。



「私は福島に住んでいます。

祈る想いで、原発の動向を見守っています。

そして、メディアを通して世界中からの応援を受け取り、

深い深い感謝と感動、

そして勇気をいただいて、

涙が止まりません。

私達は頑張ります。

世界中の皆様、本当にありがとうございます。

小さな子供を抱え、不安ばかりです。

でも、頑張ります。

皆様本当にありがとうございます。

この感謝の気持ち、

どうか世界中の方に届きますように。」

             じゅんこ


2011年3月17日 9:08 PM に投稿

世界の想い、日本へ。

日本の想い、世界に届け。



1 件のコメント:

  1. 大裕さん
    ご無沙汰しております、美帆です。

    たくさんのメッセージをありがとうございます。
    とても胸を打たれます。

    いてもたってもいられない、今はみんなそうだと思います。
    けど私は、この想いのともしびが、いつか忘れ去られてしまうのではないか、消えてしまいそうになっていくことがとても怖いです。それは、もちろん自分に対してもですし、周りの人たちに対しても。

    大裕さんのブログのタイトルから引用するわけではないですが、だからこそ、今こそ本当に、あらゆるツールを駆使してでも、いろんなことを分かち合うことが大切だと、痛感しています。

    どうか、1日でも早く、一人でも多くの方に笑顔と希望が届きますように。

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