2010年1月24日日曜日

千城台北駅から世界へ ~てるみさんから~


 今日、国際関係学の先生が世界は小さいと言ったのです。 「地球の裏側で何が起こっているかさへわかる時代」 だって。でも私は、世界はやっぱり大きくて遠いと思うのです。例えば今、世界中で空がどんな色をしてるかさへ分からない。NYの寒さも、砂漠に吹く風の音も知らない。世界の仕組みを、各国の社会体制を分析してみても、そこに生きる人の顔が一人も思い浮かばない事の方が多いのですよ。世界は繋がっているようで、あんまり繋がってないのかもしれない。でもね、世界が小さいと感じたら、それほど退屈な事はないと思うのです。飛行機見るだけでワクワク楽しくなるなんて、絶対人生得してるもの。だから、大きいままでも良いかなって思うのです。




   あなたから見える世界は、大きいですか?



             てるみ

3 件のコメント:

  1. てるみさん

    とっても可愛らしくて、
    スキップするみたいに軽やかで・・・

    どうしたら、そんな素敵な感性が持てるのでしょうか?
    感性は欲しくて手に入れるものではないかもしれませんが、いつか自然と、気づいたらそんな風に物事を考え、捉えられるようになっていたいなぁ、と思いました。

    私にとって、世界はまだまだ広くて大きくて、なんだかもう想像もできないくらいです。いくらTVやインターネットがどれだけ頑張ったって、地球のすべてを知ることはできないし、てるみさんがおっしゃるように、ほんと、わからないことだらけです。

    小さくも大きくも感じられる世界…
    もしかしたら、世界は繋がってないかもしれないけど、もしかしたら世界は繋がっているかもしれないとわくわくできるのは、きっとすごく幸福なことなんだなぁ、と改めて感じました。素敵なメッセージ、ありがとうございました。

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  2. みほさんへ

    優しいコメントをありがとうです:)
    実は大裕さんに送ったメールを、そのままブログに載せてもらったのですよ。みんなには世界がどんな風に映っているのか、聞いてみたかったのです。大裕さんも、みほさんも、きっとこのブログを読んでいる多くの人も、私よりずっと広い世界や、沢山の人との繋がりを持っていると思うのです。大人になったら、世界はどんな風に見えるかなと思ったのです。

    私はいつも「もっと世界と繋がっていたい」と思うのに、小さな千城台北駅から見上げる空は悲しくなるくらい大きくって、どんなに走っても手を伸ばしても、全然近づけないように思うのです。でもみほさんが言ってくれたように、同時にすごくワクワクするのですよ。どうしたら世界が見れるだろう?どうやったら繋がってられるんだろう?って考えるとたまらなくワクワクして、何だって出来そうなエネルギーが湧いてくる。不思議と、「じゃぁ、やってみれば?」って、世界が答えてくれてるような気もする(笑)

    私が怖いのは、いつか世界は小さいと感じるようになって、広い空を見てもワクワク出来なくなることです。「繋がっていたい」という気持ちを忘れてしまうことです。そんなのは絶対にイヤだから、私にとっての世界はずっと大きいままの方が良いと思ったのですよ(^-^)

    てるみ

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  3. てるみ、
     俺にとっても世界は大きいよ。とてつもなくね。
    世界の知識を集めれば世界が狭くなるというわけでもないし、世界中のあらゆる場所に行けば世界が狭くなるというわけでもないんじゃないかな。

     というか意外と逆だったりもする。知れば知るほど、世界は大きくなるんじゃないかな。今の自分にとっては、日本がどんどん広がっている感じ。こんなにも大きかったんだなあ、って。

     同時に、外国に行けばその場所やそこに住む人々を今までより身近に感じたりもする。でもそれはきっと、世界が小さくなったというより、自分の意識が広がったと言う方が正しいんじゃないのかなあ。

     世界の大きさはいつの時代もいつまでたっても変わりやしない。変わるのは自分の意識だと思うよ。

              大裕

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