2010年3月20日土曜日

大切にしたい




 今週の木曜日、大学の春休みということもあり、久しぶりにTeachers College (TC) の日本人で集まることになった。場所はTCから徒歩2分、BroadwayにあるAmsterdam Caféというバーレストラン。コロンビア大学の生徒にとっては馴染み深い店だ。

 サマータイムが始まったばかりでまだ日の暮れない5:30から飲み始めた。本当は 「Happy Hour (飲み物半額の早い時間帯) をしよう!!」 との号令で始まった企画だったが、終わった頃には既に日付が変わろうとしていた。

 この日 (ビールに誘われ) やってきたのは、教育経済学、比較国際教育学、国際開発教育学、教育社会学、教育哲学、カリキュラムスタディーズの計8人。年齢も専門分野もバラバラだが、 「日本」 と 「教育」 という傘の下に集まった仲間たちだ。

 自分には一つのセオリーがある。

    教育を志す人に悪い人はいない。

 教育は一般的に理解されているよりはるかに複雑で、お金にもならない職業だ。僕なんかは、頑張れば頑張るほど、世間的な価値観でいうと 「損をする」 職業だと思っている。にもかかわらず、教育という領域に、他にはない価値や意味を見つけて人生を懸ける人たちに、悪い人間がいるはずがない。

 この日も、それぞれの分野で情熱を燃やす同志が集まり、教育だけでなく、実に様々なことについてについて熱く語り合った。自分とは全く違う分野を追及している人の意見を聴くのは本当に刺激的だ。なるほど、そんな見方もあるのか、と考えさせられることが多々あった。

 僕は、最後に世界を変えるのは人と人との繋がりだと信じている。
だから、このようなdynamicな輪を、これからも大切にしていきたいと思っている。
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